シーカヤックについて紹介します!漕ぎ方や服装など
シーカヤックはパドルを使って漕ぐ、細長い船です。
レジャーだけでなく、旅の道具としても使われています。
両側にブレードがついたパドルを左右交互に漕ぐと前進します。
水泳のクロールや、自転車のペダルのようなイメージです。
風や波がない日であれば、カヤックの「進む力」に驚くと思います。海の上を自在に移動できるカヤックは、様々な可能性を感じさせてくれる船です。
水を前方でキャッチして、体の横を通り、後に送り出します。コツはこのとき、「引く力」ではなく「押す力」を使うことです。
スムーズに漕げるようになると、意外と疲れません。
停まりたいときは、パドルを真横の水につけます。
曲がりたいときは、角度を付けてパドルを水につけたり、右か左のどちらかだけ漕ぎます。乗ってみれば、誰でもすぐに覚えられます。
写真のように前進中に左側にブレーキを入れると、左に向きます。
自在に向きを変え、あまり疲れずに前進できるようになるまで、それほど多くの時間はいりません。
天気さえよければ、こんな無人島まで漕いでいけます。
無人島・九龍島は約1kmの沖合に浮かぶ島です。初心者の方でも30分ほど漕げば辿り着きます。
波や風が荒れた日は、カヤックは残念ながら出航できません。
海に出るときは、どんなプロフェッショナルであっても必ずライフジャケットを着用します。
体さえ浮いていれば、重大な事故が起こる確率を大きく下げることができます。泳ぎが得意ではない人でも、海と安全に関わることができます。
シーカヤックは、簡単に沖に出ることができます。だからこそ、天候の変化を常に感じ取り、慎重な判断をしなければいけません。
リゾート大島では、風速6m/s以上の風がある場合は初心者向けのツアーを海では開催しません。この基準は、多くのカヤックツアー事業者の中でもとても厳しい水準です。
この厳しい基準で運用できるには、ひとつ訳があります。串本町と古座川町にわたって流れる清流・古座川でのリバーカヤックが予備ツアーとしてあるからです。
古座川は、予備ツアーにするには惜しいほどの清流で、トップシーズンでなければ希望する方はツアーを開催できます。
カヤック旅では、船とパドル、ライフジャケット以外にも様々な道具や準備がいりますが、カヤックツアーには「帽子、サングラス(あれば)、飲み物」と動きやすく濡れてもいい服装が荒れば参加できます。
写真はガイドが撮影させていただきますので、カメラや携帯などは船に持ち込まれない方がいいです。万が一、水に沈んだら見つけることはほぼ不可能です。
さて、心の準備はできたでしょうか?
南紀串本の自然を奥深く楽しむ王道アイテム、シーカヤックを是非体験してみてください。
シーカヤックについて、さらに、もっと詳しく知りたい方はこちらから
ツアーには無人島に上陸して、遊んで帰ってくる1day無人島カヤックツアーと
串本町が誇る奇岩・橋杭岩の周辺を周遊する90分間の「橋杭岩シーカヤック体験」があります。
どちらも初心者にも対応したツアーです。橋杭岩でのシーカヤック体験は3歳から、1day無人島カヤックツアーは小学生から参加することができます。